空色のイヤリング
羊毛フェルトには、ニードル(専用の先がギザキザした針)で作る方法と、水フェルトと呼ばれる石鹸水で圧縮する方法があります。
綿のようにフワフワしているので、ニードルを使用する際に「いくら刺してもなかなか形にならない」という声を聞くことがあります。
作るものにもよりますが、最初に羊毛をクルクルと巻いてから刺し始めるのがポイントで、その方が形が作りやすくなります。
無心になって刺したいところですが、作りたいものをしっかりイメージし、集中して刺していかないと思ったような作品に仕上がらないことも。
絵を描く時と同じように、イメージすることって大切だな~と感じます。
以前ワークショップをさせていただいた時に、お花のブローチを制作したことがありました。
なるべく簡単にできそうな作り方でキットを作成。
作りやすいよう、この時は丸い形からお花の形に変形させていく作り方で制作しました。
参加してくださったみなさんは初めての方ばかり(中には5歳のお子さんも♪ドキドキ☆)でしたが、全員ブローチを完成させることができました。
ニードルの刺し方もレクチャーさせていただいたのですが、“イメージする”ことにより、完成に近づけたのかな…とも思います。
ちなみに、5歳のお子さんは完成後ニコニコしながら、作ったばかりのお花のブローチの絵を紙に描いて見せに来てくれました。きっと初めての羊毛フェルトが嬉しかったのでしょうね。可愛い♪
フェルトボール
綺麗なボールを作るには、クルクル巻いて丸めた羊毛を中心に向かってまんべんなく優しくニードルで刺すこと。軽くツンツン突っつく感じでしょうか。ニードルの先がキザギザになっていることで、刺すほどに羊毛が絡まり固まっていきます。
力の加減が難しいかもしれませんが、同じ所ばかり強く刺すとそこだけ凹んでしまうし、真っ直ぐに刺さないと針が折れてしまうこともあるので、注意が必要です。
時々、手のひらで形を整えるようにコロコロ転がし、チクチク➡コロコロ➡チクチク➡コロコロ・・・
このフェルトボールは、ブルー系の羊毛フェルトを3色使用し、グラデーションになるよう重ねて刺しています。
羊毛フェルトの微妙な色合いを撮影するのは難しいです。(^_^ゞ
フリルの座金を合わせ、イヤリングを作りました。
耳元で素敵に揺れる、空色のイヤリングです。
今日の空も青空かな…?(*^^*)
*kao-kao*
花と小鳥♪
「アンパンマンてさ、絶対パンチだけでバイキンマンを倒せるわけないよね」
幼いながらも、幼児をだいぶ前に通り越した9歳の次男くんが言います。
なるほど。
小学3年生にもなると、菌が増殖するやら何やら、パンチよりもそちらの方が恐ろしく強烈なのでは?という疑問が生まれるようです。
さらに・・・
「顔のあんパンじゃなくて、あんパンを別に渡せば良いんじゃない?」
などと言い出すので、「それでは意味がないんだよ」と説明してみたけれど、納得いかない様子でした。
それにしても、こちらが思いも寄らない疑問を投げかけてくるので面白いです。
久しぶりにお花が作りたくて・・・
お花畑をイメージして制作しました。
薄紫がなかったので、濃い紫と薄いピンクの羊毛フェルトをミックス。
小鳥が好きで制作することが多いのですが、小鳥たちが戯れる様子は可愛らしく、平和そのもののような気がするのです。
心を込めてチクチク、チクチク・・・
ほっこり和んでいただけたら嬉しいです。(*^-^*)
*kao-kao*