小さな恋の行方
9歳の次男くんが恋をしている。
お相手は同級生の女の子Mちゃん。
昨年の秋頃から相談を受けていたが、どうやら両思いらしいことがわかり、時々手紙のやり取りをしているようだ。
微笑ましい。(*^-^*)
学校が冬休みなどの長い休みに入る時には「会えなくなる」と、泣いていて驚いた。
こんなことは初めてだ。
バレンタインデーにもらった手作りのチョコレートも大事そうに食べていた。ホワイトデーにはお返しもした。
先日小学校の授業参観があり、Mちゃんのママと話すことができた。大学生のお姉ちゃんと高校生のお兄ちゃんがいるからか、Mちゃんのことを「少しませてるんだよね」と言っていた。Mちゃんもカワイイけれど、ママもなかなかの美人さん。たぶん、私より1つ歳上。若くして結婚したらしい。ずっとお話したかったので、いい機会だった。
春休み前にはMちゃんに「オレのこと忘れんなよ」とか言ったらしい。聞いているこちらの方が恥ずかしくなりそうなセリフだ。幼いところもあるくせに、時々男っぽいことを言ったりする。
男の子だけど、ビーズやファンルーム(小さなシリコンバンドをかぎ針のようなもので編む手芸)もやるので、作ったものをMちゃんにプレゼントしていたようだ。Mちゃんのママは私が手伝っていたのかと思っていたらしいが、私は全くノータッチ。ビーズはテグスに通すだけのものだけど、ファンルームは難しそうな編み図を見ながらモチーフを集中して作っている。私が教えた訳ではない。
学校では楽しそうに会話しているようだが、学校以外の場所で偶然バッタリ会うことがあると、お互い何も話せなくなってしまうようだ。ピュアだなぁと思う。
次男くんより背の高いMちゃん。
男の子は後からグッと身長が伸びると言うし(そう信じて)、彼自身もそれほど気にしていないようだ。
「カッコいい」よりも「カワイイ」と言われることが多い次男くん。その度に「なんでカワイイなんだよ!」とふてくされている。
小柄だから余計にね。
でもまぁ、いいじゃないかと思う。
なんであろうと私の息子に変わりはないのだから。
そうか、恋をしているのか。
あんなに小さかったのに、体だけでなく心も成長しているのだ。
ちょっぴり寂しくもあり、家では変わらずまだまだ甘えん坊の彼にホッとしていたりもする。
世の中は十人十色たくさんの人がいる中で、大人でも子どもでも、男女問わず気の合う相手にめぐり逢えるということは、とても幸せなことだと思う。
子ども同士のことだから、もちろん気が変わるかもしれないし、先のことはどうなるか分からないけれど、今はそっと小さな恋の行方を見守っておこう。(*^.^*)
⬆春休みの終わりに息子達と飲んだコメダのクリームソーダ。
メロンソーダの上に大きなソフトクリームがのっていて、「クリームが先?ソーダが先?」「このグラス洗うの大変かなぁ」なんて話しながら、私の方がワクワク☆してしまった。
・・・てへ♪(/ω\*)