雨の雫と不思議なお花
毎年この時期になると花を咲かせる我が家の多肉植物。
お手入れも簡単で、とても丈夫な植物です。
今年も葉っぱの脇からニョキッと伸びた茎の先に、小さな花を咲かせました。
5枚の花びらがパカッと開き、まるでお星さまのような不思議なお花。
昨日の雨で、葉っぱに落ちた雨の雫が光を集めてキラキラ輝いていました。
こんな雨の雫を見ると思い出す詩があります。
雨にまつわる素敵な詩はたくさんありますが、以前子どもの小学校の国語の教科書にこんな詩が載っていました。
おおきくなあれ
あめのつぶつぶ ぶとうにはいれ
ぷるんぷるん ちゅるん
ぷるんぷるん ちゅるん
おもくなれ あまくなれ
あめのつぶつぶ リンゴにはいれ
ぷるんぷるん ちゅるん
ぷるんぷるん ちゅるん
おもくなれ あかくなれ
(阪田寛夫)
「ぷるんぷるん ちゅるん」が可愛らしく、みずみずしさや柔らかさ、丸くてコロコロしているイメージで、成長を待ち望む小さなものへの愛情を感じる詩だなぁ…と思うのです。
雨が降ると気持ちも晴れやかではなくなることが多いけれど、悪いことばかりではないですね。
プックリした葉っぱの上に今にもこぼれ落ちそうな大粒の雫・・・
ぷるんぷるん ちゅるん♪
恵みの雨です。o(^o^)o