つるし雛飾りまつり
古くから子どもの成長や幸せを願って作られる“つるし雛”
たくさんのつるし雛が勢揃いするイベントがあったので行ってきました。
昔の酒蔵を改装した会場で、以前kao-kaoのお店も出店させていただいたことがある場所なのですが、とても趣があり、つるし雛の雰囲気にピッタリ。
衣・食・住に関わる人形が多く、草履や着物、お花、野菜、生き物等々…。
その一つ一つにそれぞれ願いが込められ、意味があるそうなんです。
例えば…
ハイハイした姿の“這い子人形”は、ハイハイをたくさんして元気に丈夫に育ちますように。
鳥の中でも“鶯”は、 春を知らせる(良いニュースを知らせる)縁起の良い鳥とされ、鳴き声を聞くと幸運が訪れる。
興味深かったのは“紫陽花”と“ほおずき”
小さな花や萼が集まって1つの形を成している紫陽花は、「一家団らん、家族の強い結びつき」等の意味があり、また、商売繁盛には“蜂の巣を吊るすと良い”と言われますが、紫陽花は蜂の巣に似ていることから「商売繁盛、金運に恵まれる」と言われているそうです。
ほおずきは、実や根に薬効があり、婦人病に悩まされないように…との願いが込められた女性と子どものお守りで、「ほおずきちょうちん」とも言われ、この世を明るく照らし困難なく生きていけますように…という意味があるとのこと。
手作業で丁寧に作られた力作ばかりで圧倒され、どれも素晴らしかったです。
たくさんの人形の中で、小鳥好きの私の目に留まるのはやっぱり鳥が多く、鶏、鳩、鶯、雀、燕、梟、鶴等の種類がありました。(スゴい!全部一文字だ…読めますか?)(^_^ゞ
お友達がイベントのお手伝いをしていて、見つけたので「○○ちゃ~ん」と駆け寄り、寒さ対策で着込み、ムクムクしていた彼女とハグして癒され、願いが込められた“つるし雛”に胸がいっぱいになり会場を後にしました。(*^^*)
*kao-kao*