光と影
自分が絵を描いていた時のことを思い出すと、たぶん現在の私からは想像できないかもしれないのだけれど、ダークな配色で、何を描いてもどこかもの悲しい色合いの作品ばかり描いていた時代が長い間あったように思う。
それから、バーミリオンやクリムゾンのような真っ赤な色を塗りたくっていたことも。やはり作品には、その時の心情が表れるのかもしれない。そんな時代を経て、現在に至る。
光と影は両極のようで本質は一緒。嫌なことがあって心が沈むことがあるかもしれないけれど、その反対に捉え方次第では“光”にもなる。
時々また描きたくなり、油絵ではなく色鉛筆でお絵描きすることがある。
今のテーマは“祈り”や“願い”だったりする。羊毛フェルトの作品も、そんな思いが込められている。
辛いことや悲しみの心が分からなければ、もしかしたら作品は生まれなかったかもしれない。そう思うと、無駄なことなど一つもないように感じるのだけれど…。
〈kaorin〉
こちらにも記事を書かせていただいています。
サンタクロース
1980年代の終わり頃に観た、サンタクロースが出てくる映画のタイトルが思い出せなくてモヤモヤしている。とっても素敵な映画で、子ども心にしばらく余韻に浸っていた記憶がある。
Google先生に聞いてみても、なかなかヒットしない。私の調べ方が悪いのかな。
サンタクロースは夢のある存在だった。
イメージは、少し体格が良くて優しいお顔。
白いお髭に赤い服を着たおじいさん。
鈴の音と共にトナカイを引き連れてソリに乗り、いい子の所へプレゼントを届てくれる。今も昔も変わらない。
クリスマスの絵本もたくさん読んだ。
本当に空を飛べるのだろうか?煙突がないけれど大丈夫?色々と心配したけれど、早く寝なくちゃと思いながらベッドに潜り込む。待ち遠しくてドキドキしていたイヴの夜。
サンタクロースに手紙を書いた、あの頃が懐かしい。
今年もクリスマスがやってくる。
“サンタさん 急いでー”
↓よろしかったら、こちらもどうぞ。
それでは また…♪
〈kaorin〉