「ニャーオ♪」
今日のKくんは、いつもと少し様子が違う。
ママと離れて大泣きすることもなく、抱っこをせがむわけでも、かといって気になる玩具で遊ぶわけでもない。
私の指をにぎにぎして離さず、遊び場内をただひたすら歩き回る。そして立ち止まったかと思い顔をのぞきこむと、モジモジしながらなぜか私の背中のお肉をつまんでグリグリする。笑
そんなKくんの様子をニコニコ笑顔で付いて回るYちゃん。Kくんは恥ずかしいのか、Yちゃんの目を見ない。2人ともまだ2歳。
分かってる。
ママと離れて寂しいのだ。(ママだって寂しいのだ)
今日は泣かずにバイバイできたことだけでも偉いことなのだ。
しばらくすると、いつものKくんのスイッチが入り、「ガオー、ガオー」とトンネルから顔を出し、元気にボールを投げ、高く積んだブロックを楽しそうに破壊していた。さっきとはまるで人格が変わったようで面白い。
この間は「コッチコナイデ!」と言っていたKくんだけれど、今日はYちゃんにビスケットを1枚くれた。“ありがとう”と頭を下げるYちゃん。成長を感じ、最近涙腺が緩みっぱなしの私は思わず2人を抱きしめた。
猫が出てくる絵本が大好きで、「ニャーオ♪」と言いながら指をほっぺにあてて髭に見立て、猫の真似をよくするYちゃん。
こんなものを描いたら喜んでくれた。
ノンタンのつもりで描いたけど…。笑
見えるかな?
KくんとYちゃんのお話はこちらにも…