仲良しこよし
「1年生の子と遊んでくる。」
学校から帰ってくるなりそう言うと、いつものリュックに色々な遊び道具を詰め込み、出かける準備を始める次男Kくん。
「同級生の○○くん達じゃなくて?」
1年生と遊ぶと言ってきたのは初めてのこと。
学校では意外と頼りにされている様子で幾度となく驚かされているのだけれど、4月から小学5年生になったとは言え、やはり家ではまだまだ幼いところがあるし、ベタベタしてくる甘えん坊なので、ちょっぴり心配。大丈夫かな。
「Kくんはさ、高学年ていう自覚はあるの?高学年のお兄さんは、お手本にならなきゃいけないんだよ?」
思わず聞いてしまいました。
つい先日行われた運動会では自ら救護係に立候補し、下の学年の子をトイレに連れて行ったり、転んでケガをした子を救護テントに連れて行ってあげたことも知っています。面倒見が良いんだなぁ…なんてぼんやり思っていたけれど。
1年生と言えば、まだ入学したばかりで、お家の人も色々と心配するだろうに。聞けば、その子(男の子)のお母さんにも了解をもらったとのこと。へぇ。。なんなら、登校するときも何度も顔を合わせているそうで…。
そうか。怪しいお兄さんではないことはわかってもらってるんだな。変なことを教えるんじゃないぞ。よし、ここは彼を信頼してあげようと、快く送り出しました。
テスト期間中で早く帰宅した高1のお兄ちゃんが弟を心配し、制服姿のままコッソリ公園へ見に行ったことはナイショ。(こっちの方が怪しい)3回も近くを気づかれないように通ってきたって、どんだけなの~。(笑)
(ブレブレ写真)4月の入学式の帰り道。
*kaorin*